今回は市川海老蔵さんがブログで書いていた
『みたまうつしの儀』について書いていきますね。
どうやら小林麻央さんの葬儀等に関する儀式の事で
その儀式を終えたことを市川海老蔵さんがブログで
報告したものでした。
小林麻央の『みたまうつしの儀』というのは?
『みたまうつしの儀』聞いたことありますか?
私はありませんでした。。
どうやら多くの方は分からないと思います。
なぜなら日本では多くの方の葬儀形式は
『仏教の葬儀方法』が多い為
今回の『みたまうつしの儀』というのは
『神道形式』での葬儀方法であるから
分からない人も多いですね。
日本では『神道形式』の葬儀は
全体の数パーセントでしか行われていないから
今回の小林麻央さんの『みたまうつしの儀』というのは
あまり馴染みのない葬儀の方法だと思います。
(画像引用元 YouTube)
ちなみに市川海老蔵さんのブログ
『みたまうつしの儀をおえ』
神道形式での葬儀の流れ
まずは神道の形式での葬儀の流れ
神道の流れは次のように執り行います。
①帰幽奉告(きゆうほうこく)…神様につつしんで報告申し上げます。
自宅の神棚を閉じて白い紙を貼って神様に死亡を伝えます。
②枕直しの儀
仏教でいう枕飾りのように小さな机などに米、水、酒などを供えます。
また、ご遺体には白い衣装を着せ、北枕にして安置します。③納棺の儀
遺体を棺に納めます。④遷霊祭(せんれいさい)
仏教でいう通夜にあたります。
神職が祝詞を奏上し、遺族や参列者は玉串を奉ります。
また、この際に遷霊祭を行いますが、これが「みたまうつしの儀」です。みたまうつしの儀は部屋を暗くして行います。
神職が遷霊詞を述べて警蹕(けいひつ)という掛け声(大きな声)をかけて故人の霊を霊璽(れいじ)と呼ぶ仏教での位牌に移す儀式を行います。これで仏教における通夜は終わります。
⑤葬儀
神職による祭詞を奏上し、遺族、参列者の玉串、弔辞、弔電の奉読などが行われます。⑥火葬祭
火葬の前に神職が祭詞を奏上します。
仏教における僧侶の読経と同じです。ここでも遺族は玉串を奉ります。
引用元:http://minori06.com/archives/1052.html
となっており、『みたまうつしの儀』というのは
④遷霊祭(せんれいさい)にあたります。
仏教の葬儀方法でいう通夜という意味合いと
捉えればよいかと思われます。
ちなみに神道形式では
故人の魂はあの世にいくのではなく
守護神として家にとどまって家族を見守ってくれると
いう考え方をします。
なので小林麻央さん
いつまでも市川海老蔵さん
長女・麗禾ちゃんと長男・勸玄くんと
家族3人を末永く見守り続けていくでしょうね。
なぜ小林麻央さんの葬儀は神道形式なのか?
市川海老蔵さんと言えば屋号は「成田屋」で
成田山新勝寺と縁が深いので
仏教の葬儀方法思う方も多いはず。
よく市川海老蔵さん
千葉県成田山新勝寺で
豆まきなどをされているのをみますもんね。
しかし、市川家宗家では
明治時代に活躍し「劇聖」とも言われた9代目団十郎が
【神習教】を信仰したため、その信仰が代々続いているのです。
神習教は、岡山県出身の神道家が明治初期に組織した教派神道の1つで
法人の教庁は東京都世田谷区にあり、桜神宮と呼ばれています。
神習教は明治初期から半ばに教勢を広げましたが
9代目もその教えに共鳴して信仰するようになったようです。
なので市川海老蔵さんの父・市川團十郎さんが亡くなられた時も
この【神習教】に基づき葬儀等は神道形式で行われました。
だから今回の小林麻央さんも同様に
葬儀等は神道形式で行われています。
小林麻央の『みたまうつしの儀』が行われた場所
では、神道形式では葬儀の場所はどこで行われるのか?
すぐに思いつくのが神社で行われると思われがちですが
こちらはではなく、仏教の葬儀と同じく自宅または斎場で行われるそうですよ。
小林麻央の『みたまうつしの儀』の執り行われた場所は
市川海老蔵さん、直接には発表してないのですが
おそらく、市川海老蔵さん宅で行われたのではないかと
思われます。
実は自宅ではなく、どこか斎場でしたら
記事を修正・追記しときますね。
今回は市川海老蔵さんが
ブログで書いた『みたまうつしの儀』について
書いてみました。
ではでは。
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